ふくい桜マラソン2024
2024年3月31日、日曜日、ふくい桜マラソン2024を走ってきた。
[結果]
グロスタイム: 2:59:16
ネットタイム: 2:59:07
自己ベストを11分48秒更新。
[公式スプリット/ラップ]
計測地 | スプリット | ラップ |
---|---|---|
5km | 0:21:16 | 21:07 |
10km | 0:42:14 | 21:00 |
15km | 1:03:12 | 20:56 |
20km | 1:24:26 | 21:14 |
中間 | 1:29:03 | - |
25km | 1:45:33 | 21:07 |
30km | 2:06:41 | 21:08 |
35km | 2:28:08 | 21:27 |
40km | 2:50:01 | 21:53 |
Finish | 2:59:16 | 09:15 |
[キロラップ]
1km: 4:16
2km: 4:07
3km: 4:09
4km: 4:11
5km: 4:13
6km: 4:11
7km: 4:12
8km: 4:17
9km: 4:03
10km: 4:08
11km: 4:11
12km: 4:12
13km: 4:09
14km: 4:10
15km: 4:07
16km: 4:12
17km: 4:11
18km: 4:14
19km: 4:15
20km: 4:12
21km: 4:12
22km: 4:13
23km: 4:08
24km: 4:15
25km: 4:13
26km: 4:17
27km: 4:08
28km: 4:11
29km: 4:11
30km: 4:14
31km: 4:17
32km: 4:16
33km: 4:16
34km: 4:13
35km: 4:15
36km: 4:15
37km: 4:18
38km: 4:19
39km: 4:21
40km: 4:19
41km: 4:18
42km: 4:12
[レース振り返り]
当初は3時間のペーサーを追いかける集団の1番後ろについていくつもりであった。しかし、どうやらペーサーよりも前方からスタートしてしまったらしく、1キロ地点で後ろを振り返ったとき、ペーサーは150mほど後方に。集団に追いつかれるまで、ペースを落とすことも考えたが、変にリズムを崩したくないので、そのまま一人でペースを刻む。
スポーツドリンクの給水は全てとった。気温が意外と高かったので、水は一口分うがいをし、残りの水はうなじへかけて、体を少し冷やす。
10km前後は、周りのランナーが少しペースを上ていた印象。体も温まり、ほぐれ、ペースもはまる。さらに、後方からスタートした速いランナーが追い上げてくるので、どうしてもそれに煽られてペースが上がりガチ。自分は流されないように落ち着いて走ったつもりであったが、ラップを見ると影響を受けているのがわかる。
12kmあたりで先頭の選手とすれ違い。大迫傑も急遽、途中まで走るということだったので、すれ違えるかと期待はしたが、すれ違えず。
19kmでは、きゃっするひとみーとすれ違い。きゃっするポーズ?を交わして、気分よくハイタッチ。
26km目は河川敷を走行し、向かい風の影響を受けたので、少しタイムが落ちているが、20-30kmは順調。18km地点で摂取したMAURTEN GEL 100 CAF 100のカフェインも効いてきて、元気になる。28kmぐらいからは、比較的並走していたランナーが落ちてきたので、励ましの声をかけ、どこから来たとか、体力大丈夫かなど、軽く会話も交わし、4, 5キロぐらい再び並走。
30—35kmはこれまでのペースを刻んでいるつもりではあったが、改めてラップを確認するとタイムが落ちている。言い訳になるが、10日前の本気のハーフマラソンからフルリカバリーできていない。無駄話し、途中途中のペースアップが明らかに体を蝕んでいた。
問題は35km以降。ここから右太もも裏が攣りそうになり始めた。右脚をかばい、できる限り脱力しつつ、ペースを落とさないよう走ることを心掛けた。前日、永平寺で学んだ禅の呼吸については、一切、思い出す余裕もなし。しんどくなったときアウトプットできるのは無意識しかないと、レース後、気付かされた。
ペースが速いであろうときは、ペース速過ぎないかと、時計を見てペースを確認するのだが、明らかに自分でも、ペースが落ちていると自覚しているときは、時計を確認する余裕がないこと、落ちたペースを知ってそこからどんどんペースが落ちてしまうのではという恐怖から、なかなか時計を見ることができない。今回のレースも然り、先日の新潟ハーフも然り。
37kmぐらいからは沿道の子供が「大っきいの来た!」と発言しているのが、耳に届く。後ろを振り返ることなく、ペーサーに追いつかれ始めていることを自覚。39km地点で、とうとうペーサーに追いつかれる。もう後はこのペーサーについて行くしかない。ペーサーは3人いて、内2人は淡々とペースを刻む係。もう1人は、ペースが落ちて、しんどそうにしているランナーと並走し、応援の声もかけてくれる激励係。自分もその激励を浴び、最後の力を振り絞る。絶対に足が攣らないように。足攣ったら全てが終わる。
途中、15mぐらいはペーサーから離れてしまったが、ラスト1キロで何とか差を縮め、ペーサーより僅かに遅れてゴール。(正確に言うと、ペーサーはゴールせず、ゴール手前で止まって、後ろのランナーを応援していた。ペーサー、カッコいい。)
大会/コースの感想
ピンク一色。記念すべき第1回大会ということもあり、過去イチ、街の力の入れ具合というか、興奮を感じられるレースだった。42.195km、沿道には絶えず声援が。たぶん、事前に市民に配布されていたであろう、スティックバルーンで応援してくれのもよかった。中でも丸岡城付近は、応援密度が高かった。
自分はペースを優先したので、エイドでフードをとることはしなかったが、そば、ソースカツ丼など、エイドもかなり充実していた模様。タイムを狙うマラソンランナーの悔い。
今年は桜がまだ開花していなかったが、これで桜が咲いていたら、さらに素敵なレースになっていたこと間違いなし。
EXPOは、大会前々日、前日にゼッケン引換場で開催されるので、落ち着いて楽しめるのも1つのポイント。
コースは、タイムを狙えるレベルでのフラットコース。最大高低差20mという発表ではあるが、20m登って、20m降るというわけでない。1番登るのは7—8km、新幹線の線路脇道路を走る、九頭竜川を越える橋。自分もここで少しタイムが落ちている。ただ、おそらくここで20mの高低差が生じると思うのだが、川のかなり手前から登りが始まるため、勾配はそこまでキツくない。その分、登る間の距離は長くなるが。
前半21キロはここが唯一の坂になるが、後半は川を越えるポイントが、5カ所存在する。もちろん高低差、勾配ともに大したものではないが、後半の疲れた体には、この地味な登りがキツいのは間違いない。
たぶん全体では40m前後、登ることになると思う。一般的なフルマラソンフラットコースということになる。
最後に
今レースが、初サブスリー達成となるわけだが、達成してうれしいかと言われると、そうでもない。去年、とくしまマラソンを3時間10分で完走し、練習量などからすると、3時間切りは取れて当然の結果だと思うからである。「ここまで頑張って10分しかタイム上がらないのか」が本音だ。
個人的には、フルマラソンの伸び代よりは、10km、ハーフマラソンでの伸び代を感じている。吉と出るか、凶と出るかはわからないが、今秋までは、10km、ハーフマラソンでのタイムアップに注力してみる。